【コリアンダー】
☆ 人との関わり・歴史
コリアンダー
料理のスパイスとして人気の『コリアンダー Coriander』。
コリアンダーの葉⇒パクチーとしておなじみです。
スパイシーでほんのり甘いハーブの香りが特徴です。
コリアンダーは、世界各国の料理のスパイスとして使用されており、特にインドでは
カレーの調味料としてたくさん使われてきました。
特徴ある刺激的な香りが精神的に疲労した心に気持ちをリフレッシュされてくれます。
消化促進やお腹の調子を整えてガスを取り除いてくれます。また、胃痛や胃もたれ、
便秘や下痢などの胃腸のトラブルを緩和させる健胃作用や整腸作用があります。
意外な作用として創造力・希望の力を取り戻して自分を強くしてくれる効果が
あるといわれています。
よしえ先輩 【コリアンダー】 ストーリー
セリ科の植物で高さ50㎝程になる一年草に、小さい種子のような果実からエッセンシャルオイルを採取します。
コリアンダーという名前は英語名で、タイ語は『パクチー』中国では『香菜(シャンツァイ)』と呼ばれています。日本でもパクチーはエスニック料理などでよく使われています。
栄養素もたくさん含まれているなど、女性からは
美容の目的や、官能的な香りは大人の香水として
取り入れられることもあります。
コリアンダーの葉は『コリアンダーリーフ』
もしくは『パクチー』と呼ばれていて、
カメムシのような独特なニオイがあり、好みが
分かれる香りと言われています。
味はあまりありませんが、ニオイで苦手という
方が多い印象です。
種の部分は『コリアンダーシード』と呼ばれ、
主にハーブティーとして利用されているようです。
②.jpg)
➂.jpg)
☆ コリアンダーの特徴
コリアンダー おもな産地・香りの特徴
学名:Coriandrum sativum
科名:セリ科
抽出部位:種採油
方法:水蒸気蒸留
主な産地:中東地方、地中海地方、ロシア、北アフリカ
☆ コリアンダー基本情報
コリアンダーこんな時・こんな所に
◎ 心 (こころに)
刺激的な香りが気力の落ちたブルーな心にグーと気力・活力を与え、精神的に疲労した気持ちを
盛り上げてくれます。
気持ちをリフレッシュすることができ、また集中力や記憶力を高めることができるので、
勉強や仕事に集中したいときにも効果を発揮してくれる役立つオイルです。
コリアンダーに含まれる“リナロール”という成分が、心をホットに穏やかして心身をリラックス
させてくれる効果があります。 興奮した神経を落ち着かせたり、イライラし緊張で
寝付けないときにもおすすめのエッセンシャルオイルです。
◎ 身体 (からだに)
消化器系のさまざまなトラブルの改善のサポートをしてくれます。
腸内環境を整えて、腸内ガスを排出(※駆風作用)したりストレスからくる便秘や下痢などの症状に効果があります。
筋肉痛や関節痛、神経痛などの痛みの緩和にも効果的です。また、デトックス作用が高いコリアンダーは、体内に溜まった毒素や有害金属を体外へ排出してくれる※キレート効果を発揮ます。
※キレート効果とは・・・体内の有害物質を排出しやすくする働きのことです。
※駆風作用とは・・腸管内にたまったガスを排出する動き.作用のこと
◎ 日常生活の活用
“ディフューザー” に2~3滴入れ、蒸気で香りを楽しむことでリフレッシュ効果を得られます。
インフルエンザ対策には “ディフューザー” を使用して、室内に拡散させて下さい。
香りを吸入することで1日の疲れを癒し、幸せな気分へと導いてくれます。
また、50mlの水と10滴程のオイルを入れた“スプレーボトル” を作って、顔に吹きかけると
無気力になっている心を助けてくれます。消臭効果もあるため、部屋のにおいが気になった
とき香りを散布させることで消臭することができます。
※ディフューズする時、濃度を濃くするとかえって逆効果です
1日の疲れに香りで癒されてください♡
◎ 塗布する
体の一部分に塗布する場合は、薄めずに使用して下さい。足裏のツボ・気になる患部に1~2滴。
キャリアオイルで希釈して体のマッサージとして塗布すると、血行が促進されて
老廃物が排出されます。 マッサージする事によりコリアンダーの香りがリラックス効果を
与えてくれます。
【マッサージ】
・キャリアオイル 少量 ・コリアンダー 1滴 ・ペパーミント 1滴 を加えて
お腹に塗布して優しくマッサージすることで、胃の不快感を和らげることができます。
◎ お料理・飲み物に
お料理や飲み物にもとても喜ばれます。水120mlまたはハチミツにオイル1滴垂らして下さい。
お料理のスパイスとして使ったり、コリアンダーの葉の部分(パクチー)を生のまま食べたり、
またはスープに入れて食べる方法があります。生で食べるのに抵抗がある方はコリアンダーの
種の部分(コリアンダーシード)を使って調味料や食後のハーブティーとしてお使い下さい。
また、水以外にも豆乳やジュースなどに数滴垂らしてもいいでしょう。
※コリアンダーを摂取する際の注意点
※6歳未満の子供は摂取は認められてませんので要注意!
また、6歳以上の子どもに摂取させる際はさらに薄めましょう。
※妊娠中や授乳中、アレルギーがある方、お子さまは医師にご相談のうえご使用下さい。
※使用量には十分に注意してお使い下さい
※ こんな症状に
・足ツボ ・消化不良(腹部) ・筋肉痛 ・関節痛 ・神経痛 ・ニキビ ・吹き出物
・皮膚炎・火傷 ・関節炎 ・痔 ・毛穴の黒ずみ ・肩こり ・くま ・くすみ
・血流やリンパの滞り ・便秘 ・下痢 ・胃もたれ ・胃痛
コリアンダー・相性の良いアロマオイル(ディフューズなどに)
・ベルガモット・シナモンバーク・クラリセージ・サイプレス・ジンジャー・オレンジ
・ネロリ・ジャスミン・サイプレス・ブラックペッパー・シトロネラ
コリアンダーのオイルはスパイス系に分類されていますが、ほんのり甘いハーブの
香りのするオイルでブレンド相性はとてもいいです。
♡ブレンドする際は是非参考にしてみて下さいね♪